まえがき
建築士を取得する上での注意書きとでも言いましょうか、これから建築士の勉強をはじめようと思っている方、一度読んで見てください。ただし、勉強方法などは私の個人的意見です。すべて鵜呑みにされ、不合格だったと苦情を言われても困ります。勉強は自己責任で(笑)。

特に試験日・申し込み締切日は各自で確認してください。これを書いたのは、12年10月9日 日程の発表前です。


はじめに
ようこそ!めざせ!建築士ホームページへ!!

 このページは、1級・2級建築士試験の合格を夢見て、日夜努力を続けて頑張っている方の為の個人支援ページです。

 このページは、平成8年度の学科試験に見事不合格し(勉強しなかったので当然の結果では有りますが)何か合格する為に秘策は無い物か?と考えていた時、ふと自分のパソコンが見にとまり、インターネットで同じ目標を持った人達を集めて、メール交換でもしながら勉強してみたら少しはプレッシャーとなり、勉強するのでは?と思い立ち、めざせ!一級建築士HP開設したのであります。

 平成8年10月、HP公開!
 一級建築士試験をパスしようと自分勝手に立ち上げ成功!。ひっそりオープンしたにもかかわらず、その頃ほとんど建築士資格のホームページが無かった(おそらく日本初の建築士試験HP(未公認))ので、たいしたコンテンツも無いページでしたが、いつの間にやら大勢の人がやって来てくれるページに成長してしまいました。

 正直、あまりの反響にマジで、不合格でした!なんて言えない状況に追いつめられて、必死に勉強しました。生まれて初めて、まともに勉強したと言っても過言ではありません。受験勉強や、学生時代の中間・期末テストでさえ勉強なんてした記憶が無い私でしたから(笑)。

 その甲斐あって、平成9年12月何とか無事合格させていただいたので、このページの閉鎖も考えていましたが、皆様の熱いご支援、ご要望が数多くありまして現在でもこの様に継続させていただいております。今では各資格試験学校の方々も注目してるらしいと言う噂も飛び交っているので、くれぐれも言動に注意しながらこのページを続けていこうと思っています。

 なかなか更新できない(しない!?)おきて破りのホームページですが、メールチェックは必ず毎日行っていますので、登録メール、ご相談メール、大歓迎ですのでどうかこの頁を見捨てないよう皆様のご支援よろしくお願いします。
 平成9年に合格したまだまだ新米の建築士ですが、これからもどうかよろしくお願いします。

 なお、私「isamu」は、ごく普通のサラリーマンです。まったくの個人運営で趣味としてページを開いているので、ご質問等に答えられない場合もありえます。(内容が難しすぎてわからない等)ご理解いただければ幸いです。


建築士とは?
一言で建築士と言っても、3種類の資格があります。

一級建築士 ・二級建築士 ・木造建築士

どう違うのか詳しい話は建築士法を調べていただくとして、凄く簡単に書くと

木造建築士<2級建築士<1級建築士 と言うように規模や、用途によって設計(施工監理)ができる範囲が広がってくると言う事です。この不等号が示すように1級建築士であれば設計(施工監理)できる建物の制限はありません。

と言う事で、1級建築士は、建築携わる人ほとんどの方の目標資格になっています。しかし、目標資格で有りながら、1級建築士資格はこの業界の人達には、こんな風に言われているのをご存知でしょうか?

「銀座で石を投げると、1級建築士に当たる」
 大勢の方が資格を持っている為、銀座の人込みに石を投げると一級建築士に当たると言う比喩

「1級建築士資格は足の裏のご飯粒」
 実際業務をするに当たっては、資格の有無は関係ないが(会社の管理建築士の名前で設計、施工監理する為)取って置かないとなんだか落ち着かないと言う比喩

等と言われているんですよ。知ってましたか?
こんな事言われるとなんだかすぐに合格できそうですが、実はとても難しい資格です。後でじっくりお話します。


受験資格

建築士は試験に合格しなければ貰う事のできない称号ですが、誰でも試験を受ける事ができる訳では有りません。受験資格は次のようになっています。

一級建築士   二級建築士・木造建築士
学歴又は資格 建築の
実務経験年数
学歴等 建築の
実務経験年数
最終卒業学校・資格 課程 最終卒業学校等 課程
大学[新制・旧制] 建築・土木 2年以上 大学[旧制大学・短大を含む]又は高等専門学校[旧制専門学校を含む] 建築 なくてもよい
3年制短期大学
[
夜間は除く]
建築・土木 3年以上 土木 1年以上
2年制短期大学 建築・土木 4年以上 高等学校[旧制中学校を含む] 建築 3年以上
高等専門学校[旧制専門学校を含む] 建築・土木 4年以上 土木 3年以上
二級建築士 4年以上 学歴問わず 7年以上
その他建設大臣が特に認める者
[昭和56年建設省告示第990]
その他都道府県知事が特に認める者
[平成3.10.9建設省住宅局長通達]

表を見ただけではなんだかピンときませんね。わかりやすい様に、中学校を卒業してどういう進路を取ったかでわかるようにまとめてみました。
自分の経歴でたどってみて下さい。

最終学歴

最短年齢 備考

中学校
普通高校

7年実務 2級建築士
取得後
4年実務
一級建築士
受験資格
中卒26歳
高卒29歳
2級取得後
4年の実務経験
工業高校
(建築・土木科)
3年実務 2級建築士
取得後
4年実務
一級建築士
受験資格
25歳
短期大学(3年制度)
(建築・土木専攻)
実務経験3年 一級建築士
受験資格
24歳 直接一級建築士
を受験できる
短期大学(2年制)
専門学校(建築・土木専攻)
実務経験4年 一級建築士
受験資格
24歳
大学卒(建築・土木専攻) 実務経験2年 一級建築士
受験資格
24歳


一級建築士試験
さて、実務経験を積み受験資格が与えられたら、いよいよ試験のチャレンジです。しかし、建築士と言う資格は1〜2週間勉強して簡単に取る!なんてことが出来る様な資格では有りません。一級建築士合格率は約1割。

が!!、そんな難しい国家試験で有るにもかかわらず、かなり大勢の方が取得していまして、

「銀座で石を投げると、一級建築士に当たる。」
「一級建築士は、足の裏のご飯粒」(取らないと気持ち悪い)

なんて言われる資格でも有ります。しかし、これは過去の事、現在試験はとっても難しくなっておりまして、学科試験は70点をとっても落ちちゃう事もあるんです。しかも問題は年々難しくなっています。

これは、一級建築士資格の場合、一年間に合格させる人数を制限している事が原因です。毎年の試験合格者の人数を見てみると、現在は年間7千人前後と決まっているようです。

この人数制限のおかげで、毎年毎年受験者のレベル(受験者の平均点)が上昇している為に、この様な事になっているのです。悪いことは言いません。来年と言わず、今すぐにでも勉強を始めて、次の試験での合格を目指しましょう。来年(次々回)という事は必ず今年(次回)より難しくなっている事が考えられます。


試験の方法
建築士試験は、1次試験(学科4科目)2次試験(製図試験)と2回に別けて行います。1次試験にパスした方でないと、2次試験には進めません。

試験の日程については、毎年一級建築士試験は4月中旬に、二級建築士試験は3月初旬に、発表されますので、発表されしだい、このページでもお知らせしたいと思いますが、今回も例年と同じ様な日程だとすると次の様になります。(現在は、発表前なのであくまで予想です。各自発表後確認してください。)

一級建築士試験(予想)
受験申込みは
平成13年5月14日(月)〜5月18日(金)頃

1次試験
平成13年7月22日(日)頃

2次試験
平成13年10月7日(日)頃


二級建築士試験(予想)
受験申し込みは
平成13年4月9日(月)〜4月13日(金)頃

1次試験
平成13年7月1日(日)

2時試験
平成13年9月23日(日)


だと思います。各自正確な日程を調べておきましょう。

試験時間は、例年通りだとすると、

1級・2級 共通
  学科1・2(計画・法規)が午前の3時間で、
  学科3・4(構造・施工)が午後の3時間。

製図試験は、1級:5時間半 2級:4時間半通しで行います。5時間半と聴くと長いようですが、実際試験を受けてみるとわかりますが、ぜんぜん時間が足りませんよ。練習量でカバーして下さい。


学校の選び方。(独学にするのか、学校に通うのか)
近年の合格率は11%前後(1・2次試験総合)
製図試験は2回まで受けられますので、製図試験を1年目で合格出来る確率はなんと、およそ8.5%以下しかないのです。これは国家試験の中でもかなり難しいレベルに入ります。皆さんほとんどの方が仕事をしながらの勉強になりますので、生半可な気持ちでは合格は望めません。
・家族、友人、上司、皆さんに協力を求める必要が有るでしょう。とにかくがむしゃらに勉強する必要が有ります。最近では、独学では無理とまでいわれています。ほとんどの方が学校に通われています。
 悪い事は言いません。来年絶対合格したいのなら、学校に言った方が得策だと思います。言っておきますが私は学校の回し者ではありません。

試験問題も大学や専門学校などで教えてもらった事ばかりなのでわざわざ資格学校になど通わなくても合格できるはずなのですが、忘れてしまっている上に仕事をしなければ食べていけないので、なかなか勉強する時間を作る事が出来ないのです。仕事から帰ってなかなか机に向う気持ちになるのが難しいって言うことはこれを読んでる皆様なら骨身に染みていることでしょう。そんな意思の弱い人は(私も含めて)学校に通った方が得策です、お金を払ってしまったので、いやでも勉強する気持ちになり易いですよね。

学科試験は、ある程度過去問中心に勉強を進めていけば合格ラインのレベルには達する事が出来ます。しかしながら、製図試験は独学では難しい様に思います。図面の試験専用の書き方と言うものが有ります。また、独学では問題集の問題をといた所で、採点してくれる人がいないので、合格レベルに達したかどうか、わかりません。
 また毎年毎年、試験課題が変るので過去問をといた所で線を引く練習にはなるかもしれませんが、勉強にはなりません。その辺も考慮する必要が有るでしょう。勿論、独学で合格される方もいらっしゃいます。が、その中のほとんどの方が、意匠設計事務所の方です。計画(エスキス)することに普段より慣れていますので、他の業務をされている方よりアドバンテージが有るからでしょう。それ以外の方、独学でやるには死にもの狂いの練習量、勉強量が必要です。

学校へ行こうと思っている方に一番の関心事は、どの学校を選ぶか?って事でしょう。一番大事なことは、自分に合ったシステムの学校を選びましょう。学校のシステムに少しでも疑問が有る時は、営業の人に質問などして、納得した上で学校に通ってください。

ただし、誤解されている方が大勢いらっしゃいますが、学校に通ったからと言って、合格が保証された訳ではありません。先ほど此処に書いたように、ほとんどの方が何処かしらの学校に通っている訳ですので当然学校に通っただけでは合格なんてできる訳が無いのです。学校に通って更にがむしゃらに勉強して下さい。学校は勉強の仕方を教えてくれる所で実際勉強し試験を受けるのは貴方です。
 もし、試験に失敗したとしてもそれは学校のせいでは無く、あなた自身の責任です。そこは肝に銘じて起きましょう。

私の個人的意見は、何処の学校に行っても同じ事。要は個人のやる気です。どんな有名校や、良い講師、良い問題集にめぐり会えた所で、やる気が無ければ合格することは出来ません。また、わざわざ学校にお金を払いながら、途中で断念し、学校に行かなくなる人もかなりの人数いらっしゃいます。学校に通うことが目的ではありません。是非、最後まであきらめず、合格を勝ち取ってください。


勉強の進め方
 独学で学科を突破しようとする人は、ひたすら問題を解いて下さい。学校に通っている人のほとんどは、過去10年分の過去問を3回以上は解いているでしょう。それに負けないぐらい問題を解きましょう。
 ただし、闇雲に問題を解くだけでは、答えそのものを覚えてしまって、実際の試験で語尾などが変ってしまうと対応が取れなくなってしまいます。
 5択問題ですから、1つの問題を5個の○×問題として、解いてください。

 この方法で勉強すれば確実に合格ライン(ボーダー)には食い込む事ができます。しかし、ボーダーにいるので合格するとは限りません。基本をシッカリ抑えるために日ごろから、参考書を見る癖をつけ、幅広い知識を身に付けてください。
 
 法規は、確実に22点は取れるようにしましょう。法令集が持ち込めるので満点だって取れるはずです。ただし、持ち込めるからと言って勉強しない様では、絶対に無理です。よく独学の人に法令集が持ち込めるからと言って、あまり勉強しない人がいますが、大きな間違いです。

 本番の試験当日、法規に使える時間は2時間(計画は1時間で十分)です。問題は25問ありそれぞれ5個の選択肢が有ります。
 調べる時間は1選択肢あたりたったの57.6秒、その時間で問題を読んで法令集を調べなければならないのです。ある程度の法規は覚えておかないと間に合う訳が有りません。実際の業務でも法令集を使いまくりましょう。
 そのうち、何処になんと言う法律があったか覚える事ができるでしょう。

学科試験は非常に範囲が広くまともに勉強していたのでは、いくら時間が有っても足りません。自分なりの過去問を有効に使って、効率の良い勉強をしてください。あくまで、試験のための勉強だと割り切ってください。
 最後に、試験を受けるに当たって、皆さんほとんどの方が勉強のスケジュールや、目標を立てて、勉強すると思いますが、それを継続し続ける事は想像以上に難しいことです。ぜひ、このページで仲間を見つけて、互いに刺激を受け励ましあい、初心を忘れずに勉強を続けてください